2021年2月3日 対話型AI先進企業IntumitがESB初登録
Intumit(股)公司[証券コード:7547]は1999年5月24日に設立されて以来、2021年2月3日ESBへ初めて登録されました。Intumitは対話型人工知能(Conversational AI)をコア技術として、企業デジタルトランスフォーメーション(DX)向けのアプリケーションやサービスツールを主に提供しています。台湾のVCA市場でトップのシェアを有しており、金融業、公共機関、小売業、通信業、製造業やテクノロジー分野など産業問わず顧客を抱えています。IntumitはMicrosoft、Google、Adobe、NVIDIA、LINEなど国際的な企業と連携して、世界に広く展開しているさまざまな分野の企業からの要望に応えるため、「ラストマイルデリバリー(The Last Mile Delivery)」として、最良なソリューションを提供しています。
資本金は2.56億台湾ドル(2021年2月現在)、海外からの出資は25%となっています。長らく業務提携を行っている海外のパートナー企業はグローバル展開において欠かせない存在です。2019年の売り上げは1.53億台湾ドル、EPSは0.84台湾ドルです。2020年12月決算では1.64億台湾ドルになります。昨年は新型コロナウィルスの影響により、世界のビジネスに大きな変化が生じたものの、Intumitはおかげさまで良い結果を残すに至りました。
この2年間では、特に対話型AIサービスの日本市場に於いて躍進し、海外市場での売り上げが20%上昇しました。今後も海外パートナーとともに積極的にASEAN、ヨーロッパ、アメリカなどグローバル市場へのアプローチを行い、長期的な成長の実現を目指します。
Intumitはクロスランゲージ(Cross Language)に対応した自然言語処理(NLP)と対話型AIの分野において長年研究・開発を進めています。ディープラーニングのモデルを利用したアプリケーションでは、企業が扱う複雑で構造化されていないビックデータを、より扱いやすい企業独自の知識データベースとして構築できます。さらに企業のDXを支援するため、AIカスタマーサービスをはじめ、マーケティング、調達、人事、研究開発、IT管理などさまざまな分野の企業内外での業務に、効果的なソリューションを提供しています。
Intumitは長年にわたる製品の研究開発において評価され、国内外にて数多く受賞しています。2017年にはGartnerから台湾唯一の企業として「Cool Vendors in Analytics, Greater China」にノミネートされました。Microsoft社からは、2017年以来連続でTop Valuable ISV Partner賞を受賞し、世界的なパートナープログラムであるMicrosoft AI Inner Circleに招待されました。独立系ソフトウェア開発者(ISV)として、アジアで類を見ない技術力を認められたと自負しています。
ニューノーマルに向けてさまざまな変化が求められ、企業レベルに応じたDXソリューションのニーズが急速に高まっています。さらに企業向けクラウドアプリケーションの導入が進み、5Gネットワークが普及することで、自然言語対応や対話型AIに関する市場においても需要が増加しています。Intumitはこれらの分野においてアジア太平洋地域をリードする企業として、DXの新たな道を切り拓いていきたいと考えています。